建設業労働災害防止大会
建設業労働災害防止大会
【詳しくはこちらから】
令和6年11月29日(金)13:00~16:00
青少年文化センター アートピアホール11階
(名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク内)
会費 無料 ・ 資料代1000円 定員600名
名古屋北労働基準監督署管内における令和6年上半期の休業4日以上の労働災害発生状況は死傷者数が511人と昨年の同時期比較では27人の減少となっていますが、事故の型に注目すると建設業で特に多い墜落・転落災害が昨年同時期より29件増加の90件となっています。
墜落・転落災害は重篤な災害となる場合が多く、また、セメント系の粉体や塗料等の有機溶剤をはじめとする建設現場で頻繁に使用される化学物質のリスク管理も急務で、建設業における労働災害防止に向けては重点的に取り組むべき課題が多くみられます。
そこで、繁忙となる年末に向け、労働災害の減少及び死亡災害ゼロへ向け、建設業労働災害防止協会愛知県支部名古屋北分会と(一社)名北労働基準協会が合同で「令和6年度 建設業労働災害防止大会」を開催いたします。
つきましては、本大会に貴社の安全衛生担当者、工事現場責任者及び関係協力会社安全衛生責任者の方々に、多数ご参加いただきますようお願い申し上げます。
日時
令和6年11月29日(金) |
午後1時00分~午後4時00分
会場 青少年文化センター アートピアホール11階
(名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク内)
挨 拶 名古屋北労働基準監督署長 橋 本 亨 氏
安全講話 労働災害防止対策等について
名古屋北労働基準監督署 安全衛生課長 伊 藤 一 弘 氏
建設業にかかる時間外労働上限規制について
名古屋北労働基準監督署 第四方面主任監督官 井 手 祐 輔 氏
事例発表 「(仮称)錦三丁目25 番街区計画」における安全衛生管理活動と生産性向上の取り組みについて
㈱竹中工務店名古屋支店
(仮称)錦三丁目25 番街区計画 統括作業所長 佐 藤 文 雄 氏
工事概要
広小路・久屋大通・錦通・大津通と名古屋の目抜き通りに四方を囲まれ、栄エリアで最も高い211mとなる名古屋の新たなランドマークとして計画されたマルチテナントビルの新築工事において、フロントローディングによる省人化対応・安全先取工法の実践、BIM、ICTの有効活用による生産性の向上、現場力向上活動等を通し、公衆災害の撲滅と安全な作業環境づくりを実践している。
【特別講演】
「建設業における自律的な化学物質管理への転換について」
もろかみ労働安全衛生コンサルタント事務所 代表
医学博士・労働安全衛生コンサルタント・社会保険労務士 加 藤 善 士 氏
内 容
化学物質の管理について、その考え方が大きく変わりました。これは化学物質製造事業場のみへの影響ではなく、化学物質を使用する全ての業種の事業場に影響が及びます。建設業も例外ではありません。
建設現場では、使用されている塗料、接着剤や防腐剤はその殆どが化学物質に該当し、SDS交付対象物質も含まれると考えられます。
この現状を含めて、自律的な化学物質管理の考え方と求められる対応を概説し、建設業への影響や対応の考え方を、元労働基準監督官の医学博士・労働安全衛生コンサルタントの立場で説明させていただきます。
講師紹介
元名古屋南労働基準監督署長、30有余年にわたり労働基準監督官を勤める。元中央労働災害防止協会 安全・衛生管理士、元岡崎労働基準協会 専務理事、行政在職中に夜間・休日に社会人大学院で研究し、修士(人間学)博士(医学)を取得。現在は労働に関する幅広い指導や、講演活動を行う。
大会宣言 建設業労働災害防止協会 愛知県支部名古屋北分会